●鼬の最後っ屁
読み(ひらがな)いたちの さいごっぺ。 |
意味人が苦しい立場に追い込まれ、困った時に使う非常手段のたとえ |
解説イタチは何かに追い込まれ自分の身が危なくなると、肛門付近から悪臭を出し、 相手がおどろいて気力が弱まっている間に逃げることから生まれたようです。 人が困って苦しさの余り、相手に対して乱暴なことを言ったりすることや、 また、人が困った時の最後に、恥ずかしいことをして去っていくたとえにも使われるようです。 |
重要語の意味鼬=「いたち」と読み、イタチ科の動物。体長20から40センチで足が短く胴と尾が長い。体の色は茶色に近い色。 敵に出会うと悪臭を放って逃げる。 最後=「さいご」と読み、いちばん終わり。 屁=「へ」と読み、おなら。大腸のガスが肛門から出たもので、においを伴うものもある。 非常手段=「ひじょうしゅだん」と読み、普通でなく非常識なやり方。乱暴なやり方。 悪臭=「あくしゅう」と読み、いやなにおい。 |
いわれ(歴史)と重要度谷川士清の倭訓栞(わくんのしおり)。 重要度=☆☆☆ |
スポンサードリンク