●蝦で鯛を釣る
読み(ひらがな)えびで たいをつる。 |
意味わずかなお金や労力で、大きな利益を得ることのたとえ。 |
解説安い小さなえびを餌にして釣りをし、買えばとても高い鯛を釣ることから生まれたことわざのようです。 少ないお金で人をひきつけておいて、そのことを上手に利用して高いものを得たりすることかと思います。 略して「えびたい」または「えびでたい」とも言います。 えびも鯛も、どちらもおめでたい動物のようですから、蝦で鯛を釣ることが、とてもめでたい意味があるのかもしれません。 |
重要語の意味蝦=「えび」と読み、海や川の中に住むかたいからを付けためでたい動物。体が曲がっているのが特徴。「海老」とも書く。 鯛=「たい」と読み、海の中に住む少し紅色をした魚。味がよくておめでたい魚。 釣る=「つる」と読み、釣り糸の先端に針をつけ、その針に餌をつけて川や海の中の魚を引き上げる。 労力=「ろうりょく」と読み、物を作る場合に必要となる人のちから。 利益=「りえき」と読み、@お金のもうけ。A得になること。 餌=「えさ」と読み、@魚を釣る時、魚をさそいひきつけるための食べ物。A人をさそいひきつけるためのもの。 |
いわれ(歴史)と重要度中国の書、「書言故事(しょげんこじ)」。 重要度=☆☆☆ |
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