●陸に上がった河童

読み(ひらがな)

おかに あがった かっぱ。

意味

環境が変わったため、得意とする能力を十分に発揮できず、思うようにならないことのたとえ。

解説

河童は昔から日本に伝わる想像上の動物で、水の中に住み、泳ぎがとても上手のようですが、 この河童が陸にあがって、頭の上の皿の水がなくなると、力が弱くなり何もできなくなってしまう、 ということから生まれたことわざのようです。自分が得意とする場所を離れ、思うようにならないことを言うようです。

重要語の意味

陸=「おか」と読み、地面で特に水がないところ。  上がった=下のほうから少し高いところへ移った。  河童=「かっぱ」と読み、日本の想像上の動物。水中に住み泳ぎが上手。頭の上にくぼんだ皿があり陸上では水を入れる。  環境=「かんきょう」と読み、人や動物などのまわりにあり、いろいろな影響を与える外の世界。  能力=「のうりょく」と読み、物事を上手にすることができる力。  発揮=「はっき」と読み、自分の持っている力を外に表すこと。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆   

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河童
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