紹介と感想など
この本は、ことわざ、「短気は損気」を調べていて、アマゾンで検索して見つけた本です。
「短気は損気」が言う通り、怒りがいかに健康に良くないかをこの本が明らかにしてくれます。科学的医学的臨床実験を経て得られた
信頼できる本だと思います。また、余計なことですが、仏教でも怒りは良くないこととし三毒(さんどく)の一つに数えられ、怒りのことを瞋恚(しんに)
といって最も戒められている心です。私たちは日常あまり怒っていないように感じても、結構、他人を敵対的にみていることが多いようです。
この本では、実際に、アンケートによる質問票に答えて敵対性の程度を知ることができますから自分の怒りの度合いを知ることができます。
敵対とは自分にとって良くないと感じることであり、例えば相手を嫌うという意味が含まれ、特定の人を避けたり皮肉を感じたりすることも
含まれるようです。この本が主張する通り怒りを抑えるということはとても難しく、特に怒りが習慣化されている人にとっては、その糸口さえも
見出せませんから、この本に紹介されている怒りのコントロールのやり方を知っておくのは、日常生活にとってプラスになり、きっと新しい発見があると思います。
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