●イメージ思考読本   

読みと(出版社)

いめーじ しこうどくほん。     (天山出版)。

紹介と感想など

この本を買ったのは、もう30年程、前のようですが、引越しの準備のため、本を整理している時に見つけ、 ちょっと中身を見たら、興味をそそる内容が書かれていたので、読んでみることにしました。 読み終えて感じたのは、今まで、モヤモヤしてよく分らなかった心の中の動きが、明らかになったことです。 それは、人が何かを考えている時には、必ず過去の経験によって記憶したイメージをもとに、さまざまなことを決めている、ということです。 この本の著者も次のように書いています。「私たちはイメージを使って考えている」、 「人は何をするときにも、イメージを使って行動している」と。イメージがどのようなものかを知ることは、少し難しいかもしれませんが、 イメージは、必ず、考えや行動の原動力になっていることは確かです。   [総ページ数=254]

印象に残った言葉

大脳生理学。    視覚イメージ。    聴覚イメージ。    味覚。    臭覚。    触覚。    右脳。    左脳。    無念無想。    座禅。    湯川秀樹。    残像。    集中力。    リラックス。    完全呼吸法。    大脳停止法。    只管打坐。    イメージトレーニング。   

著者の紹介

品川 嘉也(しながわ よしや)。
1932年、愛媛県松山市に生まれる。京都大学医学部卒業。
1983年より、日本医科大学教授となる。専攻は生理学。
1992年、逝去。


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音吉読書録
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