●情けは人の為ならず
読み(ひらがな)なさけは ひとの ためならず。 |
意味人に情けをかけるのは、その人のためになるだけでなく、自分のためでもあるということ。 |
解説たとえ、人に情けをかけるのが、つらくても、人に情けをかけておけば、それは、 やがて、めぐりめぐって、自分のところへ、よい報いとして、返ってくるという 意味があるようで、どんな時でも、人には親切にしておいたほうが、よいという意味のようです。 人に情けをかけるのは、人のためにならない、というのは、間違いのようです。 |
重要語の意味情け=「なさけ」と読み、他人への思いやりの心。親切な心。 人の為=他の人の利益や得になり、役に立つこと。 ならず=ならない。ではなく。 報い=「むくい」と読み、いいことや悪いことをした結果として、 自分のところへ返ってくるもの。 葵上=「あおいのうえ」と読み、源氏物語に登場する光源氏の妻。 |
いわれ(歴史)と重要度世阿弥が改作した、能の歌(謡曲)「葵上(あおいのうえ)」か?。 重要度=☆☆☆ |
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