重要語の意味
人=「ひと」と読み、自分以外の人間。他人(たにん)。
小過=「しょうか」と読み、小さな過失。小さなあやまち。
責めず=「せめず」と読み、せめない。あやまちや失敗などを悪く言わない。
過失=「かしつ」と読み、あやまち。思ってもみない失敗。
憎む=「にくむ」と読み、いやな人だと思ってきらいになる。
菜根譚=「さいこんたん」と読み、中国の明の時代に書かれた本。359句の短い文章で処世訓をつづったもの。
儒教、道教、仏教の考え方にもとづいている。著者は洪自誠(こうじせい)で、日本では江戸時代後期から広く愛読されている。
実行=「じっこう」と読み、実際におこなうこと。
提案=「ていあん」と読み、ある考えなどを出すこと。
隠す=「かくす」と読み、見えないようにする。秘密にする。
あばく=他人の悪事などを探し出して多くの人にわかるようにする。
悪事=「あくじ」と読み、わるいこと。わるいおこない。
失敗=「しっぱい」と読み、やってみたけれど目的をはたせなかったこと。しくじり。
徳=「とく」と読み、よいこと。めぐみとなること。
養う=「やしなう」と読み、人格などを育てる。徳を作り上げる。
恨む=「うらむ」と読み、不満に思う心を持ちつづける。
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