●人の空言は我が空言
読み(ひらがな)ひとの そらごとは わが そらごと。 |
意味ひとの話をそのまま受け売りすると、もし、その話が嘘であった時、 自分が嘘をついたことになるので注意しなさい、ということ。 |
解説他人がしゃべった話を、そのまま自分の知っていることのように、別の人にしゃべってしまうと、もし、 その話が嘘であった時には、自分も嘘をついたことになってしまうので、何も考えずに 他人の話を受け売りしては、だめですよ、ということのようです。 他人の言ったことを、そのまま、うのみにして自慢そうにしゃべることは、あぶない行為ですよ、 ということと思います。「人の嘘は我が嘘(ひとのうそはわがうそ)」とも言います。 |
重要語の意味人=「ひと」と読み、他人。たのひと。自分以外の人。 空言=「そらごと」と読み、うそ。嘘。 我=「われ」と読み、わたし。自分。 話=「はなし」と読み、物語のようにまとまったことば。だれが、いつ、どこで、何をしたのかについてのことば。 受け売り=「うけうり」と読み、他人がしゃべった話をそのまま自分の話のようにしゃべること。 嘘=「うそ」と読み、@事実でないこと。Aまちがい。あやまり。 注意=「ちゅうい」と読み、あることを気にかけてそまつにしないこと。 しゃべる=口にことばを出して話をする。 考える=「かんがえる」と読み、話が本当にまちがっていないかなどをたしかめる。 うのみ=話の内容をよく理解しないまま受け入れること。 自慢=「じまん」と読み、えらそうにふるまうこと。 あぶない=もし、そのことをすると善くないことになる。 行為=「こうい」と読み、何かをすること。しゃべること。 |
いわれ(歴史)と重要度毛吹草(けふきぐさ)。 重要度=☆☆☆ 難易度=ふつう |
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