●人の疝気を頭痛に病む
読み(ひらがな)ひとの せんきを ずつうにやむ。 |
意味自分には関係のない他人のことで、よけいな心配をすること、のたとえ。 |
解説他人のことなのに、あれこれと思い悩んで、むだなことに心を使うことのようです。 もとの意味は、他人の腰の病気を心配して、自分が頭を痛めることのようです。 他人の病気のことを心配しても、その人の病気が治るわけではないから、おせっかいも ほどほどにして、自分のやっていることに注意を向けたほうが、他人への気づかいに つながるということと思います。 |
重要語の意味人=「ひと」と読み、自分以外の人間。他人(たにん)。 疝気=「せんき」と読み、はらやこしが痛くなる病気。腹部と腰部の神経性のやまい。 頭痛=「ずつう」と読み、@あたまがいたむこと。A心配ごと。なやみ。 病む=「やむ」と読み、@病気になる。A心配する。気にする。 関係=「かんけい」と読み、かかわりあうこと。 よけい=むだなこと。役に立たないこと。 心配=「しんぱい」と読み、心の中でいろいろ思って気持が晴ればれしないこと。 悩む=「なやむ」と読み、心の中であれこれと思ってくるしむ。 腰=「こし」と読み、体の足のつけねのあたりで、からだをまげた時に動くところ。 病気=「びょうき」と読み、からだや心がうまくはたらかなくなり苦しむこと。 痛める=「いためる」と読み、体に不快な感じをおこす。精神的な苦しみを感じる。 治る=「なおる」と読み、病気がなくなり健康になる。 おせっかい=よけいな世話をすること。 ほどほど=たくさんすぎないでちょうどよいこと。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆☆☆ 難易度=やさしい |
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