●感心上手の行い下手
読み(ひらがな)かんしん じょうずの おこない べた。 |
意味他人の言ったことに賛成するけれど、自分では全く実行しようとしないこと。 |
解説他人の言ったことや、やったことに対して、非常に感心を示し、同じ意見であると言っているのに、 まったく、それを実行しようとしないことを言っているようです。また、そのような人のことも意味しています。 このことわざは、柴田鳩翁という心学者の話の中の言葉のようです。 |
重要語の意味感心=「かんしん」と読み、他人の行動などについて深く心が動き良いことだと思うこと。 上手=何かをするのが、すぐれている。 行い=おこなうこと。実行。 下手=にがて。あることをするのが嫌い。 実行=「じっこう」と読み、思っていることなどを実際に行うこと。 柴田鳩翁=「しばたきゅうおう」と読み、江戸後期の心学者。[1783-1839] 心学=「しんがく」と読み、江戸時代、神道と儒教と仏教を1つにして、わかりやすい言葉で説いた庶民教育の1つ。 |
いわれ(歴史)と重要度柴田鳩翁の「鳩翁道話(きゅうおうどうわ)」。 重要度=☆☆☆ |
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