●下手の真ん中上手の縁矢
読み(ひらがな)へたの まんなか じょうずの ふちや。 |
意味物事は、その時のはずみで、意外な結果になることがある、というたとえ。 |
解説このことわざは、矢を射るのが下手な人と上手な人の場合のことを言ったもので、 下手な人が的の真ん中を射抜き成功する場合もあれば、上手な人が的の縁に当ててしまい失敗する 場合もあり、その時の調子や偶然のなりゆきで変わってしまい、予想したことと違ったことが 起きる場合があるということを言っているようです。 |
重要語の意味下手=うまくない。失敗が多い。 真ん中=「まんなか」と読み、矢の的となるまんなか。中心。 上手=うまい。成功が多い。 縁矢=「ふちや」と読み、矢が的の真ん中でない端のほうに当たること。 はずみ=その時の偶然のなりゆき。 矢を射る=「やをいる」と読み、竹などにつるを張り、その弓のつるの力で矢を飛ばすこと。弓を引くこと。 的=「まと」と読み、弓矢の練習用に作った丸い形をした目標。 射抜く=「いぬく」と読み、弓より放たれた矢が目標に当たり突き抜けること。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆☆☆ |
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