●学者の不身持ち

読み(ひらがな)

がくしゃの ふみもち。

意味

口先だけで、実行が伴わないことのたとえ。

解説

学問を研究している人は、立派な倫理観などを説くけれども、 意外に自分の日常の行動が、だらしないということが、もとになっているようです。 「不身持ち」には、酒色におぼれて日常の行いが悪い、という意味があるようです。 このことわざを戒める四字熟語に、「知行合一」があると思います。

重要語の意味

学者=「がくしゃ」と読み、仕事として学問を研究したりしている人。学問の専門家。  不身持ち=「ふみもち」と読み、酒色におぼれて日常の生活がだらしないこと。  口先=「くちさき」と読み、心から思うのではなくうわべだけのことば。  実行=「じっこう」と読み、実際に行うこと。  伴う=「ともなう」と読み、それに従って生まれる。それと同時に起こる。  学問=「がくもん」と読み、理論や体系によって説明できる知識や研究方法など。  研究=「けんきゅう」と読み、あることを深く調べたり考えたりしながら、その対象を明らかにすること。  立派=「りっぱ」と読み、みごとであること。  倫理観=「りんりかん」と読み、道徳観。人が行うべき正しい道についての考え方。  意外=「いがい」と読み、思っていたよりも違っているようす。  行動=「こうどう」と読み、身体を動かすこと。  だらしない=しまりがない。だらしがない。  酒色=「しゅしょく」と読み、飲酒と女遊び。  戒める=「いましめる」と読み、悪いことが起こらないように注意する。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。    重要度=☆☆   難易度=やさしい

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学者
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