●石橋を叩いて渡る
読み(ひらがな)いしばしを たたいて わたる。 |
意味用心を重ね、そして慎重に、いろいろな事を行うたとえ。 |
解説とても壊れそうにない、しっかりとした石の橋を、壊れることを恐れて、その橋を叩きながら、 安全を確かめて、渡っていくということから生まれた句。昔は、何をするにも、慎重にやれという 意味で用いられていたようですが、最近では、慎重すぎて決断するのが遅い人や、 安全な方法ばかりを選んで、新しい事に手をつけないような人に対する、皮肉として、 用いられることが多いようです。 |
重要語の意味石橋=石で作られた、がんじょうな、しっかりとした橋。 叩く=「たたく」と読み、ある物を、手や道具などで、こつこつと たたいて、その音を聞く。 渡る=川などで、間が離れた場所を、橋を使って、こちらから、 他の場所へ移ること。 用心=「ようじん」と読み、悪い事が起こらないように、 前もって注意して、そなえること。 慎重=「しんちょう」と読み、十分に考えて、しっかり注意をし、何かを行うこと。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆☆☆ |
スポンサードリンク