●捨てる神あれば拾う神あり

読み(ひらがな)

すてる かみあれば ひろう かみあり。

意味

他人から見捨てられても、別の人からの助けがあるものだ、というたとえ。

解説

ある人が自分のことを見込みがないと考え、相手にするのをやめても、 別の人が、自分のことを助けて面倒みてくれることがあるように、世の中には、いろいろ な人がいるから、たとえ、非難されたり、いやなことがあっても、くよくよ心配 しないで、希望を持って生きていきましょう、という、はげましの言葉のようです。 同様のことわざに、「渡る世間に鬼はない」があると思います。

重要語の意味

捨てる=「すてる」と読み、いらないものとして手元から放す。見捨てる。  神=@宗教上の信仰の対象となる尊敬するもの。 A支配者としての人。  拾う=「ひろう」と読み、必要なものとして手に入れる。  面倒=「めんどう」と読み、人のために力を尽すこと。世話。  非難=「ひなん」と読み、欠点や過ちなどを悪く言う。  くよくよ=いやなことなどを、いつまでも心配するようす。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆☆

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