●三十六計逃ぐるに如かず

読み(ひらがな)

さんじゅうろっけい にぐるに しかず。

意味

困った時には、逃げるのが一番よい方法である、ということ。

解説

自分にとってのいろいろな考えや計画などがあるにしても、自分の身が危なくなった時や困った時には、 まず逃げて、後のことは、逃げてから再び、その計画をやり直すのがよいということのようです。 三十六計とは、36種類の戦いのやり方で、その中でも逃げるのが最もよい作戦である、ということのようです。 悪く言うと、臆病者が責任をのがれる時に言う言葉とも考えられるようです。

重要語の意味

三十六計=「さんじゅうろっけい」と読み、中国古代の兵のやり方、戦い方。36種類の計略。  逃ぐる=「にぐる」と読み、逃げる。  如かず=「しかず」と読み、、、、するのが最もよい。  困る=「こまる」と読み、どのようにしたらいいか苦しむこと。  逃げる=「にげる」と読み、好ましくないことから離れ走り去ること。  計略=「けいりゃく」と読み、目的を実現するためのはかりごと。計画。  はかりごと=いろいろと考えた手段。くわだて。計略。  臆病者=「おくびょうもの」と読み、ちょっとしたことで、すぐにおそれ尻込みする人。 

いわれ(歴史)と重要度

南斉書(なんせいしょ)。    重要度=☆☆☆   

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三十六計
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