●馬鹿と鋏は使いよう
読み(ひらがな)ばかと はさみは つかいよう。 |
意味切れない、はさみでも、使い方によっては、よく切れるように、愚かな者でも、うまく使えば、役に立つということ。 |
解説はさみは、にぎって使う、和ばさみのことでもあるようです。使いにくい、はさみであっても、上手に使えば、よく切れるように、 人を使う時には、その人の能力や性格を考え、その人に合った使い方をしなさい、という教えのようです。この後ろに続けて、 「で動く」と付ける場合もあるようです。これに似たことわざに、「剃刀と奉公人は使いよう(かみそりとほうこうにんはつかいよう)」があります。 |
重要語の意味馬鹿=「ばか」と読み、世間の常識や物事のすじみちをよく理解していない人。愚か者。 鋏=「はさみ」と読み、2枚の刃を組み合わせ薄い紙や糸や小さなものなどを切るための道具。ものを挟むようにして切る道具。和ばさみ。 使いよう=使い方。使う時のやりかた。 愚か=「おろか」と読み、考えが足りないようす。 役に立つ=「やくにたつ」と読み、あることをするのに十分にその価値がある。 和ばさみ=「わばさみ」と読み、握って使う裁縫用のはさみ。刃と刃を上手に合わせないとよく切れないはさみ。握り鋏。右図参照。 剃刀=「かみそり」と読み、ひげや髪の毛を切る刃の薄いもの。 奉公人=「ほうこうにん」と読み、家に住み込んでその家の人に使われている人。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆☆☆ |
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