●人の噂も七十五日

読み(ひらがな)

ひとのうわさも しちじゅうごにち。

意味

人のうわさは、一時的なもので、しばらくすると、自然に忘れ去られてしまうものだ、ということ。

解説

他人の確かでないことを大げさにして、人づてに伝わってゆく話は、良いものも悪いものも、2カ月半ほどで、消えてしまい 長続きはしないから、悪いうわさを、あまり気にすることはない、ということのようです。「も」という言葉があるということは、 他にも、すぐに忘れ去られてしまうものがあるようですが、それは、たぶん、出来事や、もののうわさのことではないかと思います。

重要語の意味

人=「ひと」と読み、人間。世間の人。  噂=「うわさ」と読み、@確かでないことを大げさに人から人へと伝わってゆく話。Aそこにいない人のことをあれこれ話すこと。  七十五日=「しちじゅうごにち」と読み、75日。2カ月と半分。  一時的=「いちじてき」と読み、長く続かないようす。  忘れ去る=「わすれさる」と読み、心の中で全く思い出さなくなる。  大げさ=「おおげさ」と読み、実際よりも大きく表現するようす。  人づて=「ひとづて」と読み、うわさなどが人から人へ伝わること。 

いわれ(歴史)と重要度

河竹黙阿弥の「盲長屋梅加賀鳶」。    重要度=☆☆☆   

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