●一意専心
読み(ひらがな)いちい せんしん |
意味他のことに心が迷ったりしないで、ただひたすら、1つ決めた目的のために、 心を集中させること。 |
解説「意」は、自分の考えや、やりたいことなどの目的として決めたことで、 「心」は、感情のことを意味し、「専心」は、迷いを起こす原因となる怒り、妬み、おごりなどの感情を 起こさないで、無心になるという意味かと思います。自分の決めた目的の為に、余計なことを考えないで、 ただひたすら、そのことに心を集中する、という意味があるのではないかと思います。 「意を1つにして心をもっぱらにする」と読むようです。 |
重要語の意味一意=「いちい」と読み、@1つの考えとか目的。Aひたすら1つのことに心を注ぐこと。 専=「もっぱら」という意味で、他のことに目を向けず、ただひたすらあることに集中すること。 心=五感から生まれる感情。 専心=「せんしん」と読み、あるひとつのことを行うために心を集中すること。 五感=「ごかん」と読み、見る、聞く、においを嗅ぐ、舌で味を感じる、感触、の5つ。感覚の総称。 |
いわれ(歴史)と重要度中国春秋時代の書、管子(かんし)・内業。 重要度=☆☆☆ |
スポンサードリンク