●内股膏薬
読み(ひらがな)うちまた ごうやく |
意味自分の考えがなく、その時の都合で、あちらについたり、こちらについたりすることのたとえ。 |
解説足のももの内側に、ぬりぐすりをつけると、歩くたびに、その薬が、右の足のももへついたり、 左の足のももについたりすることから生まれた四字熟語のようです。自分のしっかりとした考えがないため、 その時の状況で考えが変わってしまい、いつもふらふらして態度がはっきりしない人のことを、おもしろくたとえて言うようです。 「うちまたこうやく」とも読むようです。 |
重要語の意味内股=「うちまた」と読み、@足のももの内側。A足のつま先を内側に向けて歩くこと。 膏薬=「こうやく」と読み、動物のあぶらで作ったぬりぐすり。 股=「もも」と読み、足のひざから上の所。「また」とも読む。 膏=「こう」と読み、あぶらぐすり。「あぶら」とも読む。 考え=「かんがえ」と読み、ある問題点などを解決するために理論的に心を働かせること。 都合=「つごう」と読み、ある物事に対する関わり方。 ぬりぐすり=患部に塗ってつける薬。 状況=「じょうきょう」と読み、その場の人や物事のようす。 態度=「たいど」と読み、何かをしようとする時の動作など。 |
いわれ(歴史)と重要度浄瑠璃、大塔宮曦鎧(おおとうのみや あさひのよろい)。 重要度=☆☆☆ |
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