●一日千秋

読み(ひらがな)

いちじつ せんしゅう

意味

待ち焦がれて、一日が非常に長く感じられること。

解説

ある人やものを待っている気持ちが、とても強いため、一日の長さが、千年にも感じられる、ということのようです。 一日は、24時間で、1440分です。1分間待ち焦がれる気持ちでいるとしたら、1440回も、悩み続けなければならないため、 とても長く感じられる、ということかと思います。普通は、「一日千秋の思い」という使い方をするようです。 この四字熟語は、「一日三秋」ということばが、変化したもので、恋しい人に会いたいという気持ちが、とても強いので、会えない一日が、 とても長く感じられる、という意味のようです。逆に、楽しい気持ちの時は、時間が、すぐに過ぎてしまうように感じられるのではないかと思います。

重要語の意味

一日=「いちじつ」と読み、1日。24時間。1440分。「いちにち」とも読む。  千秋=「せんしゅう」と読み、千年。1000年。とても長い時間。  秋=@あき。Aとしつき。  待つ=「まつ」と読み、人やものが来るのを願う。  焦がれる=「こがれる」と読み、そのことだけを強く思って願う。  焦=@こがす。Aなやみくるしむ。Bあせる。  非常=「ひじょう」と読み、ふつうではないようす。  感じる=「かんじる」と読み、心の中に思う。  悩む=「なやむ」と読み、苦しむ。ある事だけを思い続け他のことが手につかないようす。  三秋=「さんしゅう」と読み、@秋の三カ月。A三年。 

いわれ(歴史)と重要度

詩経(しきょう)・王風(おうふう)・采葛(さいかつ)。   重要度=☆☆☆

スポンサードリンク

一日千秋


.