●意味深長

読み(ひらがな)

いみ しんちょう

意味

言葉や態度の奥に、深い内容が含まれているようす。また、言葉があらわしている意味とは、 別の意味が含まれていること。

解説

口から出た言葉や文字に書かれた文章、また、人が笑ったりした時に、 隠れて分かりにくい内容が、含まれていることを示した四字熟語のようです。 また、言葉や態度にあらわれている意味とは、別の目的が含まれている場合にも使われるようで、 略して、「意味深」とも言います。 たとえ、短い言葉や文字であっても、その中に、さまざまな意味や内容が詰まっている、ということだと思います。

重要語の意味

意味=「いみ」と読み、@ことばが示している内容。A表現されているものの目的。  深長=「しんちょう」と読み、意味が深くて含みのあるようす。含蓄のあるようす。  意=わけ。おもい。  味=おもむき。きもち。わけ。あじ。  深=ふかい。おくぶかい。  長=ながい。多くなる。  言葉=「ことば」と読み、人と人との間で思いや考えなどを伝えるために使う道具のようなもの。  態度=「たいど」と読み、人があることに対して持った感情や思いなどによって生まれる動作や表情。  奥=「おく」と読み、表にはあらわれないところ。  深い=「ふかい」と読み、表面と隠れているところの差が大きい。  内容=「ないよう」と読み、言葉などで表現されたこと。  含まれる=「ふくまれる」と読み、その中に入っている。含まる。  文字=「もじ」と読み、言葉を目で見て分かるようにしたもの。  文章=「ぶんしょう」と読み、いくつかの単語が集まって、ひとつのまとまりをもつもの。  笑う=「わらう」と読み、うれしさなどの気持ちを態度にあらわす。  隠れる=「かくれる」と読み、外から見えなくなる。  目的=「もくてき」と読み、求めようとしているもの。  略す=「りゃくす」と読み、かんたんにする。  詰まる=「つまる」と読み、たくさん入っている。すきまなくある。  含蓄=「がんちく」と読み、表に現われない深い意味。 

いわれ(歴史)と重要度

四書集注(ししょしっちゅう)・論語序説。   重要度=☆☆☆   難易度=ふつう

スポンサードリンク

意味深長