●古色蒼然

読み(ひらがな)

こしょく そうぜん

意味

物の色や艶が、古びていて、趣のあるようす。

解説

年月が、長く過ぎてしまうと、物の表にあらわれている色が薄くなり、また、 光の反射も弱くなり、落ち着いた雰囲気が出てきます。このような古びたようすを、 しみじみと感じた時に使われるようです。また、古くなりすぎて、あまり 趣のない場合にも使われるようです。

重要語の意味

古色=「こしょく」と読み、古びたものについた色や艶。  蒼然=「そうぜん」と読み、古びてしまい色あせているようす。  古=ふるい。むかし。ふるめかしい。  色=いろ。おもむき。いろをなす。  蒼=うすぐらい。年老いているようす。あお。  然=そのとおり。状態を表す語の後にそえる言葉。  色=「いろ」と読み、目で見た時に感じるもの。青、赤、黄色や白、黒など。  艶=「つや」と読み、光の反射によって生まれる物の表にあらわれている見え方。  古びる=「ふるびる」と読み、年月が長く過ぎてしまって物の色調が弱まり落ち着いている。  趣=「おもむき」と読み、しみじみとした感じがすること。  年月=「ねんげつ」と読み、年のかずと月のかず。  過ぎる=「すぎる」と読み、時間が流れる。  薄い=「うすい」と読み、色などの程度が少ない。  反射=「はんしゃ」と読み、光が物の表面に当たって戻ること。  落ち着く=「おちつく」と読み、華やかでなく静かになる。  雰囲気=「ふんいき」と読み、物が自然と表に出してるようす。  しみじみ=心に思うことを深く感じるようす。  感じる=「かんじる」と読み、心の中に浮かべる。心に気持ちがよみがえる。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。   重要度=☆☆       難易度=ふつう

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古色蒼然