●酔生夢死

読み(ひらがな)

すいせい むし

意味

人生の意味を自覚することなく、一生を過してしまうこと。

解説

なぜ私は、この世界に生きているのだろうか、という根本的な疑問に触れることなく、 ただ、酒に酔っているかのように生き、また夢を見ているかのように一生を送り、ものに酔って夢を見ているかのように 死んでいく、ということのようです。この四字熟語は、程こうという儒学の学者が残したことばのひとつで、 文章として次のような内容があるようです。 「すぐれた才能や知恵を持っている人であっても、見聞にまどわされ、酔生夢死にして、 自ら覚ることがない」。 酔生夢死という状態を覚れば、おのずから真理への道が開かれるのかもしれません。

重要語の意味

酔生=「すいせい」と読み、酒によって一生を送ること。  夢死=「むし」と読み、夢を見ているように一生を終わること。  酔=酒によう。物事に心をうばわれる。  生=いきる。活動している。  夢=ゆめ。まぼろし。まよい。  死=しぬこと。  人生=「じんせい」と読み、@人の一生。A人の日常の生活。  意味=「いみ」と読み、表現されたものの裏にある真理。  自覚=「じかく」と読み、自分で置かれている立場を知ること。  一生=「いっしょう」と読み、人が生まれてから死ぬまでの期間。  過す=「すごす」と読み、時間を使う。生活していく。  疑問=「ぎもん」と読み、なぜそのようになるのかと思うこと。  触れる=「ふれる」と読み、問題などに出あい考える。  酒=「さけ」と読み、アルコールを含んだのみもの。  酔う=「よう」と読み、酒を飲むことによって感覚がにぶくなり感情に振り回されること。  夢=「ゆめ」と読み、ねむっている間に見るまぼろし。現実に起こっていないことを心の中で体験すること。  程こう=「ていこう」と読み、中国、宋代の思想家。道学の創始者。後の朱子学と陽明学に影響を与えた人。[1032-1085]。  儒学=「じゅがく」と読み、儒教についての学問。  才能=「さいのう」と読み、物事を処理するちから。  知恵=「ちえ」と読み、物事をよく理解してよい判断をする働き。  見聞=「けんぶん」と読み、見たり聞いたりした知識。  自ら=「みずから」と読み、おのずから。  覚る=「さとる」と読み、迷いからさめ真理を知ること。  道学=「どうがく」と読み、宋代の程朱学(ていしゅがく)。万物一体の直観的な把握。 

いわれ(歴史)と重要度

程子語録(ていしごろく)。   重要度=☆☆☆       難易度=むずかしい。

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酔生夢死


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