●八方美人
読み(ひらがな)はっぽう びじん |
意味どんな人に対しても、相手の感情が損なうことのないように、笑顔で接する人。 |
解説だれであっても、相手の感情が悪くならないように、その人に合わせ、笑っている人のことのようです。 どこから見ても欠点が見つからない美人という意味がもとになっていて、明治の頃、ある政治家が、 どんな政党に対しても、いい顔をしてしまうので、その政治家が何を大切にしているか疑わしいという 意味をこめて、その政治家を呼ぶ時に使った四字熟語のようです。ですから、あまり良い意味では使われません。 |
重要語の意味八方=「はっぽう」と読み、@あらゆる方向。A東、西、南、北と北東、東南、南西、西北の8つ。 美人=「びじん」と読み、顔や姿が美しい人。 相手=「あいて」と読み、あることをする時自分ではなくそれを受ける人。 感情=「かんじょう」と読み、心の中に起こるうれしい、悲しい、楽しい、嫌いなどのこころもち。 損なう=「そこなう」と読み、気分などを悪くする。 笑顔=「えがお」と読み、笑っている顔。 接する=「せっする」と読み、@交わる。Aあう。 欠点=「けってん」と読み、悪いところ。 明治の頃=「めいじのころ」と読み、江戸時代の次の時代。1868年から1912年の間。 政治家=「せいじか」と読み、国家の政治に関係する人。 いい顔=対応が良い。愛想が良い。 政党=「せいとう」と読み、政治を上手に行うために同じ考えや理想を持った人たちが集まって作る団体。 |
いわれ(歴史)と重要度明治時代の言葉。 重要度=☆☆☆ |
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