●二束三文

読み(ひらがな)

にそく さんもん

意味

値段が非常に安いこと。また、量が多くても儲けが出ないほど安いこと。

解説

たとえ大きくても、量が多くても、売る時の金額がとても安いことのようです。 昔、大きな草履(ぞうり)を二足で三文という安い値段で売っていたことから生まれた四字熟語のようです。 二束は二足とも書くようです。 正しいかどうか分かりませんが、一文の値打ちを計算してみたら、お米、300グラムという数値が出てきました。 計算方法=「一貫を20斗(と)とすると、お米のたわらの数にして約5俵になります。これより、1俵を60キログラム として計算してみると、一文は、お米約300グラムになります。」 

重要語の意味

二=2。  束=「そく」と読み、たば。ひとまとめにしたもの。  三=3。  文=「もん」と読み、昔のお金の単位。一文=一貫÷1000。  値段=「ねだん」と読み、商品を受け取るとき支払うお金の額。  安い=「やすい」と読み、値段がひくい。  儲け=「もうけ」と読み、お金の面で利益として受け取ることのできる量。  値打ち=「ねうち」と読み、価値。どのくらいの大切さがあるか。  貫=「かん」と読み、昔のお金の単位。一貫=1000文。一貫は2石(20斗=米五俵)。  石=「こく」と読み、体積の単位。主に米を計るときに使われる。一石=10斗。  斗=「と」と読み、容器の量を計る単位。一斗=10升=約18リットル。  俵=「ひょう」と読み、@米などを入れる袋を数える単位。米の場合、1俵=4斗。 A米やすみなどを入れるもの。たわら。  草履=「ぞうり」と読み、日本式の足につけるはきもの。足の裏だけを守り、はなおがついているもの。 

いわれ(歴史)と重要度

骨董集(こっとうしゅう)。   重要度=☆☆☆

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二束三文