●飛耳長目

読み(ひらがな)

ひじ ちょうもく

意味

物事を観察するちからがするどく、見聞したことを、すぐに感じ取ってしまうこと。

解説

遠くにある音をすぐに聞きとってしまう耳と、遠くのことをよく見ることのできる目という意味があるようです。 物事がどのように変化しているのかを正しく見るちからがすぐれ、知識もあるため、目で見て耳で聞いて、いま、 何が起こっているのかを、すぐに理解できるということかと思います。広くいろいろなことを知っているという意味もあり、 「書物」のことをさす場合もあるようです。

重要語の意味

飛耳=「ひじ」と読み、遠くの音を早く聞く耳。  飛=@空をかける。Aはやい。  耳=みみ。音を聞くところ。  長目=「ちょうもく」と読み、遠くにあるものを見る目。  長=距離が遠い。  目=め。ものを見るところ。  観察=「かんさつ」と読み、物事がどのように変化してゆくのかを注意して見ること。  するどい=頭の回転や見る聞くなどの感覚がすぐれていること。  見聞=「けんもん」と読み、。見ることと聞くこと。けんぶん。  感じ取る=「かんじとる」と読み、見たり聞いたりして心の中で思い自分のものとして知ること。  知識=「ちしき」と読み、経験などによって身につけたこと。  書物=「しょもつ」と読み、本。あることについて詳しく書かれたもの。  さす=しめす。 

いわれ(歴史)と重要度

管子・九守。   重要度=☆☆☆

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飛耳長目