●副腎皮質

読み(ひらがな)

ふくじん ひしつ

意味

腎臓の上の部分にある臓器で、その臓器の表面の部分の組織を言い、 副腎皮質ホルモンを分泌する。

解説

人間の体の内部環境の恒常性は、神経系と内分泌系からの ホルモンで保たれているようです。 副腎皮質ホルモンは、ステロイドホルモンであり、 さまざまなものがありますが、炭水化物やタンパク質の 代謝を調整するもの、 ナトリウムなどのミネラルの代謝を調整するもの、また、 生殖機能に関係するものなどがあるようです。

重要語の意味

副腎=「ふくじん」と読み、腎臓の上にある臓器。ホルモンを分泌する。  皮質=「ひしつ」と読み、中心部まである臓器の表の層のこと。臓器の皮の部分。  副=つけくわえ。付属。  腎=じんぞう。かなめ。  皮=かわ。うわべ。  質=あたる。うまれつき。  腎臓=「じんぞう」と読み、体の中にある不要な物質を取り除き尿として排出する臓器。  臓器=「ぞうき」と読み、内臓の器官。  組織=「そしき」と読み、体の中にあるさまざまな働きをする細胞の集まり。  ホルモン=体内で作られて血液によって運ばれ体の組織や臓器の活動を調整する物質。  分泌=「ぶんぴつ」と読み、生命に必要となる液を作り出し体の外や内側に送り出すこと。  内部環境=「ないぶかんきょう」と読み、生物の生存を維持する環境。体液。  恒常性=「こうじょうせい」と読み、生物が外部の環境に対応して体内の状態を一定に保つこと。ホメオスタンス。  神経=「しんけい」と読み、動物の体の中を隅々までつないでいるもの。脳と脊髄を中心に機能する器官。  内分泌=「ないぶんぴ」と読み、動物の体の中の器官がホルモンを血液へ送り出すこと。  ステロイド=炭素と水素から成る有機化合物の総称。体内の炎症や免疫を抑える働きがある。  代謝=「たいしゃ」と読み、生物が体の中で行う物質とエネルギーの変換。  調整=「ちょうせい」と読み、過不足のないようによい状態にすること。  ミネラル=栄養素の無機的な物質。ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、カリウムなど。  生殖機能=「せいしょくきのう」と読み、生物の子孫を残すための機能。男性ホルモン、女性ホルモンなど。 

いわれ(歴史)と重要度

不明。    重要度=☆     難易度=むずかしい。    分類=栄養。

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副腎皮質


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