●明哲保身

読み(ひらがな)

めいてつ ほしん

意味

物事に聡明である人は、身を安全に保つことができる、ということ。

解説

物事の道理をよく知り、物事を正しく観察することのできる人は、誤った方向を選ぶことがないので、 失敗するようなことがなく、自分の身を安全に保つことができる、ということのようです。 また、自分の事だけしか考えないで、上手に振る舞うという意味にも使われるようです。 「明哲身を保つ(めいてつみをたもつ)」とも言うようです。

重要語の意味

明哲=「めいてつ」と読み、頭がよくて物事を深く正しく見ることができること。道理に明るいこと。  保身=「ほしん」と読み、自分のからだや自分の地位を安全にたもつこと。  明=あかるい。物事を見分ける知力。  哲=物事の道理に明るいこと。かしこい。  保=もちつづける。たもつ。安心する。  身=からだ。自分のおこない。  聡明=「そうめい」と読み、頭がよくて物事を正しく見ることができること。  安全=「あんぜん」と読み、あぶなくないこと。  道理=「どうり」と読み、物事が正しくあるべき根本的な法則。真理。  観察=「かんさつ」と読み、物事がどのように変化するかを注意深く見ること。 

いわれ(歴史)と重要度

詩経(しきょう)・大雅(たいが)・烝民(じょうみん)。   重要度=☆☆☆

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明哲保身