| 重要語の意味面壁=「めんぺき」と読み、壁に向かって坐禅を組むこと。 
九年=「くねん」と読み、9年間。 
面=むかう。会う。おもて。 
壁=かべ。岩などの表面。 
忍耐=「にんたい」と読み、いやなことなどをがまんすること。たえしのぶこと。 
達磨=「だるま」と読み、禅宗を広めた僧。インドより中国に入り壁観の教えを伝えた三蔵法師。生没年不詳。 
武帝=「ぶてい」と読み、中国の梁という時代の君主。仏教を重んじ帰依していた君主。 
正しい仏法=「ただしいぶっぽう」と読み、正しい仏の教え。正法眼蔵。 
少林=「しょうりん」と読み、中国河南省にあるお寺。 
岩穴=「いわあな」と読み、山などの岩にあいているほらあな。岩窟(がんくつ)。 
坐禅=「ざぜん」と読み、足と手をそれぞれ組んで体を静止し無言を保ち無心に専念し続け悟りを得ようとする修行法。
(三業を静め清めることによって悟りに近づこうとする修行法)。 
慧可=「えか」と読み、達磨大師より正法眼蔵を受け継いだ僧。[487-593]。 
壁観=「へきかん」と読み、壁に向かって坐禅をすること。捨妄帰真。面壁。 
婆羅門=「ばらもん」と読み、@インド出身の僧侶。Aバラモン教。 |