●無病息災

読み(ひらがな)

むびょう そくさい

意味

病気をしないで、健康であること。

解説

病気をすることもなく、いつも体が丈夫で元気でいられること、のようです。 病気をしないということは、苦痛や悩みを感じることが少ないので、 幸せなことであり、健康であることのありがたさを言った言葉ではないかと思います。 息災は、仏教の言葉で、悪いことが起こらないで安心していられる、という意味があります。

重要語の意味

無病=「むびょう」と読み、病気をしないこと。  息災=「そくさい」と読み、@悪いことが起こらないで安心していられること。 A密教の修法の一つである息災法によって災いを除くこと。  病=やまい。病気になる。やむ。  息=きえる。やめる。やすむ。  災=わざわい。自然災害。  病気=「びょうき」と読み、肉体や精神に生理的な異常が起こり苦痛や悩みを感じること。  健康=「けんこう」と読み、体が丈夫で元気であること。  健=すこやか。からだがじょうぶ。  康=やすらか。安楽な。やわらぐ。  体=「からだ」と読み、人間の頭から胴、手、足を含めた全ての部分。  丈夫=「じょうぶ」と読み、からだが健康でしっかりしているようす。  元気=「げんき」と読み、健康で活力のあるようす。  苦痛=「くつう」と読み、肉体的、精神的に感じるいたみやくるしみ。  悩み=「なやみ」と読み、心の中でいろいろなことを考えて安らかでないこと。  幸せ=「しあわせ」と読み、悪いことがなく安心していられること。  仏教=「ぶっきょう」と読み、お釈迦さんの説いた教え。  安心=「あんしん」と読み、こころがやすらかであること。 

いわれ(歴史)と重要度

法句経・204番。   重要度=☆☆☆   難易度=ふつう

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無病息災