●己に如かざる者を友とするなかれ
読み(ひらがな)おのれに しかざるものを ともとするなかれ。 |
意味自分よりも劣った者を 友としてつきあってはいけない、ということ。 |
解説このととわざは、論語の中の言葉で、自分自身を向上させるためには、自分よりも優れた人と つきあったほうがよい、ということのようです。論語の中では、「忠信を基本とし、自分より 劣った者を友にするな、自分に間違いがあったら、それを認めることを迷ってはいけけない」 と言うようなことが、孔子の言葉として書かれているようです。 |
重要語の意味己=「おのれ」と読み、自分自身。自分。 如かざる=「しかざる」と読み、如くことがない。及ばない。 如く=「しく」と読み、及ぶ。 者=「もの」と読み、人。 友=「とも」と読み、友だち。友人。いつも親しくつきあっている人。 するなかれ=してはいけない。 劣る=「おとる」と読み、人格などが他の者と比べて低く及ばない。 向上=「こうじょう」と読み、人格などが前より優れること。 忠信=「ちゅうしん」と読み、忠と信。まごころ(本当の気持ち)と嘘をつかないこと。 自分に対しても他人に対しても嘘をつかないこと。 |
いわれ(歴史)と重要度論語・学而篇8。 重要度=☆☆ |
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