●地獄極楽は心にあり
読み(ひらがな)じごく ごくらくは こころにあり。 |
意味心の持ち方しだいで、この世が、地獄にもなり、極楽にもなる、ということ。 |
解説地獄、極楽というと、あの世のことと思われがちですが、これも仏教の たとえの一つで、人の心の中の様子をいった言葉ではないかとも考えられます。 コロコロと変わる心の中で、どう感じたり、思ったりするのかは、その人の心が 決めることであり、心の持ち方ひとつで、どのようにでも、なってしまうという 意味があるのではないかと考えられます。これに似たものに、「地獄極楽はこの世にあり」、 「地獄極楽裏表(じごくごくらくうらおもて)」ということわざもあるようです。 |
重要語の意味地獄=「じごく」と読み、@悪いことをした人が死んだ後、行く所と考えられているところ。 とても苦しく極端に熱かったり、極端に寒かったりするところ。A非常に苦しいと感じるところ。 極楽=「ごくらく」と読み、@極楽浄土。西の彼方にあり、阿弥陀如来が 住むと考えられる場所。A非常に楽しいことがあるところ。 心=「こころ」と読み、人の中にあり、感情や思いや考え、記憶などを作り出す ところ。人の行動の起因を成すところ。主体は脳。 あの世=死後の世界。冥土(めいど)。黄泉(よみ)。 |
いわれ(歴史)と重要度不明。 重要度=☆☆☆ |
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