●手の裏を返す

読み(ひらがな)

てのうらを かえす。

意味

急に、態度を変えること のたとえ。

解説

あることが起こったとき、それに反応して、前ぶれもなく、今までとちがったことをする、ことのようです。 今まで、手の甲を見せていたのに、急に、その手をひっくり返して、手の裏を見せる、ことから生まれたことわざのようです。 たとえば、親切だった人が、急に、親切でなくなってしまうように、今までと全く反対の態度をすることのようです。 「手のひらを返す」とも言います。

重要語の意味

手の裏=「てのうら」と読み、手をにぎったとき、かくれて見えないがわ。手のひら。掌。  手=人の体の部分で、五本の指があり、ものをにぎったり、つかんだりするところ。  裏=おもてがわでないほう。目にふれない部分。  返す=「かえす」と読み、むきをかえる。  急に=「きゅうに」と読み、すぐに。前ぶれもなく突然おこるようす。  態度=「たいど」と読み、あることに反応した時の人のようす。  変える=「かえる」と読み、前とちがうようにする。  起こる=「おこる」と読み、事件などが生じる。  反応=「はんのう」と読み、あることに応じて起こる変化。  手の甲=「てのこう」と読み、手のおもてがわ。手をにぎったとき表に出ているがわ。  親切=「しんせつ」と読み、相手に親しく反応すること。やさしく接すること。 

いわれ(歴史)と重要度

太平記。   重要度=☆☆☆   難易度=やさしい

スポンサードリンク


05←[06]→07

.