●手の舞い足の踏む所を知らず

読み(ひらがな)

てのまい あしのふむところを しらず。

意味

うれしさのあまり、感情をおさえることができず、舞い上がってしまうこと。

解説

うれしさが大きすぎて、その思いをおさえることができないで、気づかないうちに、天にものぼるような気持ちになってしまうことのようです。 うれしくて、手がおどり、足もおどって、足を置くことさえ忘れて、喜んでいるようすを、あらわしているのだと思います。

重要語の意味

手の舞い=「てのまい」と読み、手をおどるように動かすこと。  足=「あし」と読み、人の体の一部で、こしから上の体をささえるところ。  踏む=「ふむ」と読み、じめんに足をおろす。  所=「ところ」と読み、ばしょ。  知る=「しる」と読み、みとめる。わかる。  あまり=程度がひどいようす。  感情=「かんじょう」と読み、心の中におこるうれしいという気持ち。  舞い上がる=「まいあがる」と読み、うれしくて天にものぼるような気持ちになること。  置く=「おく」と読み、ものなどをある場所にとどめる。  忘れる=「わすれる」と読み、わからなくなる。  喜ぶ=「よろこぶ」と読み、うれしくおもう。 

いわれ(歴史)と重要度

礼記・楽記。   平家物語。   重要度=☆☆☆     難易度=やさしい

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