●昔とった杵柄
読み(ひらがな)むかしとった きねづか。 |
意味昔、若い頃に、しっかりと鍛えて、身につけた技能は、年がたっても、そのことを忘れず、 十分にやることができるというたとえ。 |
解説かつて、しっかり体に身につけたことは、ある程度、年が過ぎても、そのことを体で覚えているので、 昔のように、上手にやることができるということです。「とった」は、「操った」とも書くようで、 このことわざの場合では、餅をつくときに利用する「きね」のことを言っていて、この杵の手で持つ部分 を柄(え)といい、これを上手にあやつって、餅をしっかりとつく、という意味があるようです。 餅をつくときには、臼と杵が必要です。昔は、餅が、とても貴重な食べ物であったことが想像できます。 |
重要語の意味とった=何かを、上手にあやつること。 杵柄=「きねづか」と読み、餅をつく時に用いる道具の柄(え)の部分で、 「きね」の、手で持つ部分のこと。 |
いわれ(歴史)と重要度京都いろはがるた 重要度=☆☆☆ |
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